2014年6月18日水曜日

第二回・渡辺弘明さん「工業デザインとリフレーミング」



今回の講義は株式会社プレーンの代表渡辺弘明さんにお話をして頂きました。


社名プレーンには鉋(plane)という意味の理由はといえば、渡辺さんは「必要じゃないものを削ぎ落とす」というデザインの概念を持っている。

最初にデザインした製品を紹介していただいた、今まで使われていたカセットコンロをより使いやすく、素材を活かしたデザインの提案と今までの形とは全く違ったテープの補充の仕方のテープカッターの題案と高級なイタリアの食事をするときに使われるナイフのデザインの話しだった。



渡辺さんは「制約が無い状況でアイデアスケッチを描くときは今まで考えたこと、見たものしか描けないが、様々な制約があることで新しい考え方に繋がる」と言っていました。

デザインをする上、本来形は自由でもいいものなのに、もし僕らは固定観念を持つならデザインの幅を狭めてしまった

そして千利休の「無駄なものがなくシンプルで綺麗、足りないぐらいがちょうどいい」
といって話を紹介していだたいた。


美しさを求めるよりも機能を突き詰めるということを意識することで、結果的に綺麗なデザインに結びつく。

今回のリフレーミング
既成概念をいかに打破するかということでした。また当たり前と思った瞬間に思考は停止してしまうということをおっしゃっていて、これも既成概念を打破するということにつながっていると思いました。

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